年間の祭典・行事

鹿島神宮では年間約90の祭典が執り行われているほか、武道にまつわる催しや当地ならではの特色ある年中行事が行われています。

  • 令和8年

    • 8月29日()
      午後
      斎杭清祓式(式年大祭御船祭諸祭行事)詳細 ▼
      斎杭清祓式(式年大祭御船祭諸祭行事)
      8月29日(土)、鹿島神宮式年大祭御船祭に先立ち、「斎杭清祓式(いみぐいきよはらいしき)」が香取市加藤洲にて執り行われます。本神事は、9月2日に香取市加藤洲で斎行される「香取神宮御迎祭」の水上祭場を祓い清め、御祭神をお迎えする神聖な場を整えるための重要な祭典です。祭場となる香取市加藤洲の水上に斎杭を打ち立て、神職が竹と紙垂によって結界を設けた後、祓詞を奏上し、祓串や切麻を用いて祭場を清めます。
    • 8月31日()
      午後
      御座船清祓式(式年大祭御船祭諸祭行事)詳細 ▼
      御座船清祓式(式年大祭御船祭諸祭行事)
      8月31日(月)、9月2日(水)に斎行される式年大祭御船祭を前に、「御座船清祓式(ござぶねきよはらいしき)」が執り行われます。この式年大祭御船祭において、御祭神 武甕槌大神をお遷し申し上げる御座船は、祭礼の中心となる重要な存在です。龍頭や屋形などの装飾を施し荘厳に整えられた御座船を、御祭神をお迎えする前に祓い清めるのが御座船清祓式です。祭典では、祭主が祓詞を奏上し、祓串や切麻を用いて御座船を隅々まで祓い清めます。勇壮な龍頭や御神座を覆う屋形など、十二年に一度の大祭ならではの荘厳な姿も見どころの一つです。御祭神を奉載するための準備が整えられるこの神事は、式年大祭御船祭の開幕を間近に感じさせる重要な節目となります。
    • 9月1日()
      午前10時
      勅使参向例祭詳細 ▼
      勅使参向例祭
      令和8年9月1日(火)、鹿島神宮では「勅使参向例祭(ちょくしさんこうれいさい)」が斎行されます。本祭典は、天皇陛下の御名代である勅使の御参向を仰いで執り行われる、鹿島神宮で最も重要な祭典の一つであり、六年に一度斎行されます。祭典では、天皇陛下より賜った御幣帛が勅使によって神前に奉られ、国家の安泰、国民の平安、そして皇室の弥栄が祈念されます。勅使の御参向は、皇室と鹿島神宮との深い御縁と、古来より受け継がれてきた我が国の祭祀の伝統を今に伝えるものです。全国でも恒例として勅使の御参向を仰ぐ神社は極めて限られており、鹿島神宮はその一社です。六年に一度という本例祭は当宮において重儀の一つと数えられます。
    • 9月1日()
      午後8時
      神幸祭詳細 ▼
      神幸祭
      9月1日午後8時、「神幸祭(じんこうさい)」が斎行されます。神幸祭は、御祭神 武甕槌大神が本宮から御旅所である行宮へとお遷りになる神事です。本宮での祭儀の後、大神は御神輿へ奉遷され、氏子総代をはじめとする供奉員とともに、提灯の灯りが揺れる夜の宮中地区大町通りを巡幸しながら行宮へ向かわれます。「神幸」とは神が地域を巡り、その神徳を人々にもたらすことを意味し、古来より地域の安寧や繁栄を祈る祭りとして受け継がれてきました。
    • 9月1日()
      午後4時半頃
      提灯まち詳細 ▼
      提灯まち

      9月1日夕刻、各家庭から奉納される小提灯や、大船津をはじめとした各区・団体から奉納される、青竹に数百の提灯をつけた大提灯十数基が、鹿島の神の渡御の道筋を照らします。表参道の賑わいの中を進んできた大提灯が、楼門前の銚場で麦わらの火にくべられ、盛大に焼納される様はなかなかの迫力です。
      ※世情による祭典内容の変更は、当WEBサイトにて順次おしらせいたします。

    • 9月2日()
      午前8時
      行宮御発輿祭(式年大祭御船祭諸祭行事)詳細 ▼
      行宮御発輿祭(式年大祭御船祭諸祭行事)
      行宮発輿祭(あんぐうごはつよさい)」は式年大祭諸祭行事の一つで、神幸祭の夜に行宮へ御遷りになられた御祭神の御分霊が御座船の待つ大船津へ向けて御出発されるにあたり、執り行われる重要な祭典です。行宮に奉安された御神輿の前で祭儀が斎行され、御神幸の道中の安全と祭典の無事が祈念されます。祭典後には、神幸列に奉仕する供奉員に対し「召立(めしたて)の儀」が行われ、それぞれの御役目が神前で厳粛に宣言されます。供奉員は威儀物などを携えて神幸列を整え、大鳥居を後にして大船津へと向かいます。御神輿の往路は、古くからその役目を担う平井区の平井輿丁によって奉持され、鹿島新當流の門人たちがこれを警護します。烏帽子や狩衣をまとった供奉員が、鉾や弓、神旗などを奉持して進む神幸列は、武甕槌大神の御神幸にふさわしい荘厳な光景であり、御船祭を象徴する見どころの一つです。
    • 9月2日()
      午前9時
      御発船祭(式年大祭御船祭諸祭行事)詳細 ▼
      御発船祭(式年大祭御船祭諸祭行事)
      発船祭(ごはっせんさい)は、大船津鳥居(大船津:西の一之鳥居)下において執り行われる祭典であり、鹿島神宮式年大祭御船祭における水上渡御の始まりを告げる重要な神事です。祭典では、宮司が祝詞を奏上し、水上渡御の安全と国家の安泰、御祭神・武甕槌大神の御神徳が広く行き渡ることを祈念します。続いて、龍頭を飾った壮麗な御座船へ御神輿が奉遷されると、いよいよ船団は香取市加藤洲へ向けて出航します。息栖神社の先導船を先頭に、九十隻を超える供奉員船が連なる船団は、国内最大級の規模を誇り、御船祭を象徴する壮観な光景を生み出します。船団は約十三キロメートルの河路を進み、香取神宮御迎祭の祭場香取市加藤洲を目指します。古代より続く水路を進む壮大な船列は、かつて「香取の海」と呼ばれた広大な内海の記憶を今に伝える、御船祭最大の見どころの一つです。
    • 9月2日()
      正午
      香取神宮御迎祭(式年大祭御船祭諸祭行事)詳細 ▼
      香取神宮御迎祭(式年大祭御船祭諸祭行事)
      香取神宮御迎祭(かとりじんぐうおむかえさい)は、9月2日正午より香取市加藤洲斎杭(いみぐい)において執り行われる祭典です。鹿島神宮より水上渡御された御祭神武甕槌大神を、香取神宮の宮司以下神職が迎え奉る神事であり、御船祭の中核をなす重要な祭祀の一つです。祭場となる斎杭は、青竹や注連縄、紙垂によって結界が設けられた水上祭場で、鹿島神宮の御座船と香取神宮の御迎船がここで合流します。両神宮の神職が会し、香取神宮宮司が武甕槌大神の御前で祝詞を奏上するという、全国的にも極めて珍しい古式が執り行われます。また、当年十二歳を迎える午年生まれの舞巫女四名による「浦安の舞」が奉奏され、水上の祭場に華やかさを添えます。古代より続く鹿島・香取両神宮の深い絆と、東国鎮護の神の御神威を今に伝える、極めて意義深い祭典です。
    • 9月2日()
      午後1時
      潮来河岸御発船(式年大祭御船祭諸祭行事)詳細 ▼
      潮来河岸御発船(式年大祭御船祭諸祭行事)
      香取神宮御迎祭を終えた御座船は潮来河岸へと接岸します。御座船の着岸後、宮司以下神職ならびに供奉員は一度下船し、古くから水郷交通の要衝として栄えてきた潮来の人々による奉祝を受けます。潮来市長をはじめとする来賓も参拝し、地域の安寧と発展が祈念されます。午後一時過ぎ、神職・供奉員は再び御座船へ乗船し、九十余艘の供奉員船とともに鹿島神宮大船津へ向けて出発します。復路では、根三田地区に伝わる「鏡餅奉納」が行われ、氏子衆が船で御座船を追走し、御祭神へ鏡餅を奉納します。地域の人々が神への感謝と祈りを捧げるこの古式は、水郷地域ならではの信仰文化を今に伝えるものであり、神々と人々との深い結びつきを感じることのできる重要な祭典です。
    • 9月2日()
      午後3時
      御着船祭(式年大祭御船祭諸祭行事)詳細 ▼
      御着船祭(式年大祭御船祭諸祭行事)
      御着船祭(ごちゃくせんさい)は、香取神宮御迎祭ならびに潮来河岸での歓待を終えた御座船が、大船津へ帰着した際に執り行われる祭典です。長きにわたる水上渡御の締めくくりとなる神事であり、御祭神・武甕槌大神の御分霊が無事に帰還されたことを奉告し、水上渡御の安全と祭礼の円成を感謝申し上げます。九十余艘の供奉員船を従えた御座船が再び大船津へ姿を現すと、岸辺には多くの参拝者が集い、御祭神の御帰還を厳粛に迎えます。祭典では、大船津鳥居(西の一の鳥居)のたもとで、宮司が水上渡御の無事を御祭神に奉告し、御神幸に奉仕したすべての人々の労をねぎらうとともに、今後も御神威が広く行き渡るよう祈念します。祭典終了後、御神輿は古くから復路の御役目を担う小宮作地区の「小宮作輿丁」によって担がれ、行宮へ向けて厳かに進発します。御着船祭は、御祭神の御還幸を寿ぐとともに、古代より受け継がれてきた鹿島・香取両神宮の深い絆と、水郷地域の信仰文化を今に伝える重要な祭典です。
    • 9月2日()
      午後4時半
      行宮御着輿祭(式年大祭御船祭諸祭行事)詳細 ▼
      行宮御着輿祭(式年大祭御船祭諸祭行事)
      大船津より陸路の神幸を経て大鳥居をくぐられた御神輿は、再び行宮へと遷され、「行宮着輿祭(あんぐうごちゃくよさい)」が斎行されます。これは、御祭神・武甕槌大神が長きにわたる御神幸を終え、無事に行宮へお戻りになられたことを奉告する重要な祭典です。祭典に先立ち、他では見られない御船祭だけの儀礼が神職と供奉員らによって行われます。この儀礼ではまず「凱歌(がいか)宣(の)れ」という神職の発声に応じ、供奉員一同が力強く「雄々(おお)」と唱和し、御神幸の無事を寿ぐとともに、御祭神の御神威の弥栄を祈念します。続いて宮司が、水上・陸上にわたる一連の御神幸が滞りなく終えられたことを御祭神に奉告し、地域の安寧と国家の平安を祈念して祝詞を奏上します。祭典終了後には鏡開きや万歳三唱が行われ、十二年に一度の大祭の円成を参列者一同で寿ぎます。この祭典をもって、狭義の鹿島神宮式年大祭御船祭の祭事は斎了となります。
    • 9月3日()
      午前10時
      行宮祭詳細 ▼
      行宮祭
      狭義の御船祭の諸祭儀を終えた翌日の午前10時より、行宮において「行宮祭(あんぐうさい)」が斎行されます。本祭は、御祭神 武甕槌大神が引き続きお鎮まりになる行宮において執り行われる祭典であり、御船祭を終えられた大神様の御心をお慰めし、その御神威の弥栄を祈念する重要な祭祀です。祭典には神職をはじめ、総代・氏子が参列し、十二年に一度の大祭が無事に斎行されたことへの感謝を神前に捧げます。宮司による祝詞奏上では、御船祭の円成を奉告するとともに、地域の安寧、国家の平安、人々の幸福が祈念されます。また、鹿島神宮の巫女四名による「浦安の舞」が奉奏されます。雅楽の調べに合わせて優雅に舞われる神楽は、御祭神の御心をお慰めするとともに、参列者にも深い安らぎをもたらします。行宮祭は、改めて神恩に感謝を捧げる大切な祭典です。
    • 9月3日()
      午後3時
      還幸祭詳細 ▼
      還幸祭
      広義の御船祭の最終日、午後3時より行宮において「還幸祭(かんこうさい)」が斎行されます。還幸祭は、神幸祭において本宮から行宮へお遷りになられた御祭神・武甕槌大神の御分霊が、再び本宮へお還りになる祭典であり、三日間にわたる御船祭を締めくくる重要な神事です。祭典では、宮司が御船祭の諸祭儀が滞りなく執り行われたことを奉告し、御祭神の御還幸と地域の安寧、国家の平安を祈念して祝詞を奏上します。続いて、神幸列に奉仕する供奉員の召立が行われ、御神輿は古くからその復路の御神輿の把持の役目を担う小宮作地区の氏子「小宮作輿丁」によって奉持されます。行宮を出御された御神輿は、五ケ町の山車による囃子の奉奏や、鹿島新當流門人による警護を受けながら町内を巡幸し、本宮へと還御します。御神輿が本宮に到着すると、御分霊は本殿へ奉遷され、一連の祭儀をもって三日間にわたる鹿島神宮式年大祭御船祭はすべて斎了となります。
    • 12月1日()
      午後1時半
      煤払い神事詳細 ▼
      煤払い神事

      鹿島神宮で新年を迎えるための始めの行事がこの煤払い神事です。「オスス竹」と呼ばれる竹を手に、神職と巫女が本殿以下社殿一群と楼門を巡ります。これにより一年の埃と煤が祓い清められます。鹿島神宮ではこの行事から新年を迎える準備が本格的に始動します。

    • 12月20日()
      午前10時
      宮贄祭詳細 ▼
      宮贄祭

      御祭神に一年の感謝を込めて、通常の神饌に加え甘酒と背開きにした鯉をお供えするお祭りです。近代以降、鹿島神宮では大祭・中祭・小祭の違いこそあれ神饌の品目は大同小異であり、こうした中にあって宮贄祭とその神饌の在り方は往時の神祭りを知るうえで貴重な存在であるといえます。

  • 令和9年

    • 1月7日()
      午後6時
      白馬祭詳細 ▼
      白馬祭
      白馬祭

      かつて新年最初に本殿の御扉を開けるのに合わせて馬を曳き廻した祭りが今に伝わっています。年のはじめに白馬を見れば年中の邪気を祓うという言い伝えがあり、その後御神馬が踏んだものを持っていると心願が叶うとも言われるようになり、多くの参拝者がハンカチを地面に敷いて、神職の賑やかな笏拍子と神楽太鼓の音と共に進む御神馬の足取りを見守ります。

      当日には七草粥と甘酒が振る舞われます。(令和6年は感染症対策のため七草がゆと甘酒配布は中止します。)

    • 1月20日()
      午前10時
      大寒禊詳細 ▼
      大寒禊
      大寒禊

      二十四節気の大寒(例年1月20日)に実施している恒例の禊行です。
      かつては神職と地元有志で行っていましたが、年々参加者が増え、現在では全国各地から約200名が集います。
      参加をご希望の方は11月1日からに掲載する募集要項に従ってお申し込み下さい。なお定員に達し次第受付は終了となりますのでご了承願います。

    • 9月1日()
      午後8時
      神幸祭詳細 ▼
      神幸祭

      神幸祭とは、神社の御分霊を御神輿などに遷して氏子地域を巡幸するお祭りで、全国各地で見られる神社の祭りの基本の形です。

      鹿島神宮においては、夜8時の発輿祭の後に本殿より出御した御神輿が平井地区の与丁に担がれ、鹿島新当流・鹿島神宮流鏑馬隊に周囲を警固され、神職を始め多くの氏子崇敬者からなる供奉員を引き連れて楼門、大鳥居、表参道である大町通りを進みます。そして最後は楼門そばの行宮でお鎮まりになります。


      一年の間、もっとも御祭神の近くで御参拝できる機会が、この神幸祭から行宮祭までの期間となります。


      ※世情による祭典内容の変更は、当WEBサイトにて順次おしらせいたします。

  • その他

    • 旧暦6月末日
      午後二時参進
      夏越祓詳細 ▼

      "旧暦の6月30日(年回りによっては29日)”に行われる鹿島神宮の神事です。

      古来より神事に先立ち大黒社に西瓜をお供えして参拝することが古例として伝えられます。

      夏越祓の神事では御手洗池の前に設営された特設祭場において大祓詞が奏上されます。

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