この度、鹿島神宮では第72代横綱稀勢の里関によるご神前での土俵入りをご奉納頂く運びとなりました。
稀勢の里関は平成29年1月場所での幕内初優勝により、日本人力士として19年ぶりとなる横綱昇進(茨城出身の横綱は男女ノ川以来4人目)を果たしました。また、続く3月の大阪場所では場所中の怪我にもかかわらず、殊勲の新横綱優勝(貴乃花以来22年ぶり)を果たしたことは皆様の記憶にも新しいことと存じ上げます。
当宮のご祭神・武甕槌大神は武道の神、そして相撲の祖神として知られています。そのゆかり深きご神前で、茨城県出身横綱の稀勢の里関が土俵入りを奉納することは誠に意義深いことと存じます。ぜひ皆様お誘い合わせの上お越しください。
日時 | 平成29年6月4日(日) 15:00から |
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場所 | 鹿島神宮本殿前 |
主催 | 稀勢の里奉納土俵入り実行委員会 |
お問い合せ |
鹿嶋市観光協会 0299-82-7730 神栖市観光協会 0479-26-3021 |
※当日は大変な混雑が予想されるため、自動車へお乗り合わせ頂くか公共交通機関をご利用頂きますようお願い申し上げます。また自動車でお越しの方は駐車場の出入口が渋滞することがありますので、あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。
奉納土俵入り見学場所について(お知らせとおねがい)
大変申し訳ありませんが見学者への椅子の用意はございません。なお、ほかの方のご迷惑となりますので椅子や脚立などを使用しての見学は禁止させていただきます。
なお、少しでも多くの方からご覧いただけるよう土俵入り実施場所の周辺には(目線の高さを変えるために)絨毯を敷くなどし、着座できるように境内を設営いたします。ご理解のほどをお願いいたします。
駐車場について
第一駐車場 |
普通車300円 中型車500円 大型車700円 |
45台 |
鹿嶋市宮中2306-1 表参道突き当たり大鳥居脇 340 150 718*34 |
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第二駐車場 | 無料 | 56台 |
鹿嶋市宮下2-8 徒歩5分 340 150 616*87 |
臨時駐車場 |
無料 |
248台 |
鹿嶋市宮中1-13 徒歩3分 340 151 459*83 |
アイコンをクリックすると詳細を表示します。
ご注意
・大変な混雑が見込まれますので、上記の鹿島神宮駐車場に加え近隣の公営駐車場や民間駐車場の利用を想定して見学のご予定をお立てください。(お住まいが近くの方は徒歩でのご来宮を推奨させて頂きます。)
・周辺道路での路上駐車は違法行為であり、通行の妨げとなる迷惑行為ですので絶対に行わないでください。
・横綱土俵入り見学が目的ではない通常の参拝者の方もいらっしゃいますのでこの点もご理解下さいますよう併せてお願い申し上げます。
利用交通機関について
電車 | JR鹿島線・鹿島臨海鉄道 | 鹿島神宮駅 徒歩7分 |
高速バス |
東京都八重洲南口発車 (所要時間 約2時間) |
鹿島神宮停留所 下車3分 鹿島神宮駅停留所 下車7分 |
自動車 | 東関東自動車道 | 潮来ICより 約15分 |
当日の行事予定について
11:00 | 和太鼓『鹿島灘太鼓』 | 鹿島灘太鼓 |
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12:00 | 民謡『磯節』 | 磯節道場 |
13:00 | よさこいソーラン | かみすよさこい連合会 |
13:30 | 相撲甚句 | 鹿島相撲甚句会 |
14:30 | 相撲古事記奉読 | 鹿島神宮 |
14:45 | 寄せ太鼓 | 利樹之丞(高砂部屋付き呼び出し) |
15:00 | 横綱土俵入り | 第72代横綱 稀勢の里 |
土俵入り終了後 | 跳ね太鼓 | 利樹之丞 |
6月4日の境内諸施設について
ご祈祷受付(平時に対し大きな変更がございますのでご注意ください。)
6月4日は8:30~13:30の回までは祈祷殿にて30分毎のご祈祷を行っておりますが、横綱土俵入りに際し以下の一覧の通りご祈祷の休止時間を設けます。
なお、6月4日は交通安全のご祈祷による「車のお祓い」は終日行うことができませんのであらかじめご了承ください。
8:30~13:30の回まで | 通常通り |
14:00・14:30・15:00 | 休 止 |
15:30~16:30(最終) | 通常通り |
13:30の回をご希望の方は10分前までに受付にお越しください。
ご朱印受付(平時に対し大きな変更がございますのでご注意ください。)
6月4日の土俵入り当日は平時の参集殿特設受付が見学位置に隣接するため使用が困難となります。
楼門をくぐって右側の二郎杉脇の仮設授与所にて御朱印の受付を行います。
宝物館
平常通りの開設となります。
鹿島神宮と相撲について
古事記に伝わる国譲りの神話で天照大御神を中心とする神々が日本の国土に降るにあたり、元々地上に栄えていた大国主神(出雲大社ご祭神)を始めとする神々に国土の譲渡を持ちかけるために武甕槌大神(鹿島神宮御祭神)が出向きます。この時、出雲国伊那佐の浜で大国主の子である建御名方神(諏訪大社ご祭神)と力くらべを行いました。その時の様子は「御雷神(=武甕槌大神)、建御名方神の手をとり、若葦を取るが如く掴みひしぎてこれを投げ離すに、建御名方神は逃れ去って科野国洲羽の海に至る」と書かれており、この力くらべの様子が相撲のはじまりとも伝わっています。
両国国技館壁画『国譲りの力くらべ』(日本相撲協会所有)
また、現在日本相撲協会にて各場所初日の前日に行われる「土俵祭」でも鹿島の神は大きな役割を果たします。土俵祭では立行司が祭主となり土俵の上で供物を捧げ、場所中の安全と成功、国家安泰と五穀豊穣が神々に祈られます。奏上する祝詞の中で「戸隠の神」「当麻蹴速命」とともに「鹿島の大神」は相撲の祖神として祀られています。