平成27年5月17日
この度、鹿島神宮では横綱白鵬を招いてご神前での土俵入りをご奉納頂く運びとなりました。当宮のご祭神・武甕槌大神は武道の神、そして相撲の祖神として知られています。そのゆかり深きご神前で角界最高峰の横綱にして前人未到の記録を今もなお更新し続けている白鵬関が土俵入りを奉納することは誠に意義深いことです。ぜひ皆様お誘い合わせの上お越しください。
日時 | 平成27年6月6日(土) 11:30 |
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場所 | 鹿島神宮本殿前 |
※当日は大変な混雑が予想されるため、なるべく公共交通機関をご利用ください。自動車でお越しの方は、駐車場入口が渋滞することがありますので早めにお越しください。
御祈祷場所・時間の変更
通常、御祈祷は祈祷殿にて行っておりますが、土俵入り当日は終日本殿(拝殿)でのご奉仕となります。
また、11:00,11:30 の回は休止となりますので予めご了承ください。(10:30の回をご希望の方は10分前までに受付にお越しください。)
鹿島神宮と相撲について
古事記に伝わる国譲りの神話で天照大御神を中心とする神々が日本の国土に降るにあたり、元々地上に栄えていた大国主神(出雲大社ご祭神)を始めとする神々に国土の譲渡を持ちかけるために武甕槌大神(鹿島神宮御祭神)が出向きます。この時、出雲国伊那佐の浜で大国主の子である建御名方神(諏訪大社ご祭神)と力くらべを行いました。その時の様子は「御雷神(=武甕槌大神)、建御名方神の手をとり、若葦を取るが如く掴みひしぎてこれを投げ離すに、建御名方神は逃れ去って科野国洲羽の海に至る」と書かれており、この力くらべの様子が相撲のはじまりとも伝わっています。