令和2年12月4日
この度、鹿島神宮(宮司 鹿島則良、茨城県鹿嶋市宮中2306-1)では、令和2年に
創祀2680年を迎えましたことを奉祝し「鹿島神宮 創祀二六八〇年奉祝記念祭」を
斎行致しました。
鹿島神宮の創祀は初代天皇 神武天皇の御代にまで遡ります。天皇が宮崎日向國より
御東征を決意なされ、「六合の墺中」を目指す神武東征においてその道中、思わぬ
窮地に陥られましたが、武甕槌大神様の「韴霊剣」の神威により救われました。
この神恩に感謝された天皇は御即位の年、皇紀元年に武甕槌大神様をこの地に勅祭
されたと伝えられています。
令和2年の本年は、畏き処より御勅使が御幣物を捧持して御参向になり、神前に御祭文
を奏せられ、御勅使が直接御祭儀を執り行う勅祭である6年に1度の勅祭が斎行され
た佳節の年でもありました。
この大きな節目の年に当たり、武甕槌大神様のご神威の益々の発揚と更なる氏子地域
の発展並びに、新型コロナウイルスによる事態の終息を祈念して、奉祝記念祭を斎行
致しました。
鹿島神宮 創祀二六八〇年奉祝記念祭 本宮祭 12月4日(金)午前10時半 斎行
鹿島神宮 創祀二六八〇年奉祝記念祭 奥宮祭 12月4日(金)午後4時 斎行
祭典では、小笠原流教場様による病魔退散を祈念した「蟇目神事奉納」、特別崇敬者
相川七瀬様による歌唱奉納が行われました。