例祭及び「ご神幸」に関わる祭儀について

令和2年6月10日

新型コロナウイルス感染症の収束の目途が立たないことから、9月の鹿島神宮の例祭及び「ご神幸」に関わる祭儀について協議を重ね、以下の通りとすることとなりました。とくに、「ご神幸」に関わる一連の祭儀(神幸祭・行宮祭・還幸祭)はご神輿の巡幸を行わない、いわゆる「居祭(いまつり)」として祭典を奉仕いたします。

日頃よりご尽力頂いております関係各位、また、日々武甕槌大神様へご崇敬を頂いております氏子崇敬者の方々には、本年はこの国難ともいえるコロナ禍を乗り越え、来年にはより盛大な鹿島神宮の秋の祭典の斎行をご祈念頂けましたら幸いでございます。

令和2年9月1日(火) 午前10時

例祭

斎行

令和2年9月1日(火) 午後4時半

提灯まち

中止

令和2年9月1日(火) 午後8時

神幸祭

居祭

令和2年9月2日(水) 午前10時

行宮

居祭

令和2年9月2日(水) 午後3時

還幸祭

居祭

居祭(いまつり)…本来、御分霊を遷した御神輿の巡幸を行うところであるが、これを行わず大神が神座に居たままに趣旨を同じくした祭典を本殿にて行うこと。鹿島神宮では昭和初期に「居祭」で神幸祭等の祭典が行われていることが過去の祝詞帳から分かるが、正確な年月日は不明。

9月1日 午前10時 例祭(勅祭)

9月1日の鹿島神宮例祭を新型コロナウイルス感染症の拡大防止という観点から、可能な限り縮小して行います。
例祭には本義の通り勅使の参向を仰ぎ、大祭式に則り厳粛に斎行いたしますが、世情に鑑みまして参列者は責任役員・総代などの一部にとどめ、ご来賓の皆様の参列を取り止めさせていただきます。

「ご神幸」に関わる祭儀について

平時であれば武甕槌大神の御分霊が氏子地域を巡幸する「ご神幸」の一連の神事として、1日午後8時から神幸祭が行われ、翌2日午前10時には行宮祭、午後3時には還幸祭がそれぞれ行われていますが、本年は新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、神輿の渡御を行わない「居祭(いまつり)」として奉仕致します。御分霊を遷した神輿の巡幸は行わず、趣旨を同じくした祭典を本宮の社殿にて行います。

また、既に本サイトで告知しておりますが、午後4時からの提灯まち神事は中止となります。(奉仕団体より申し出がありました。)