鹿島神宮では年間約90の祭典が執り行われているほか、武道にまつわる催しや当地ならではの特色ある年中行事が行われています。
令和3年
- 2月2日(火)3時・6時節分祭詳細 ▼節分祭
一陽来復と除災招福を祈る祭典・追儺神事の後、「福は内」の掛け声とともに大量のお福分け当たりくじ付福豆が神職・年女年男・特別ゲストの手によって撒かれます。豆撒きは午後3時からの第一部と午後6時からの第二部に分かれています。
※年男年女の受付は社務所までお問合せください。
- 2月11日(木)午前10時紀元祭詳細 ▼紀元祭
初代神武天皇が橿原の宮に即位され我が国を始められたことをお称えすると同時に、今後長きにわたって益々国が栄えることを祈る祭典です。
- 2月17日(水)午前10時祈年祭詳細 ▼祈年祭
農耕儀礼における春耕の前にその年の豊かな実りを祈る祭典です。
古来よりわが国では稲の事を「年」と呼び、祈年祭は「としごいのまつり」と読まれ、秋の豊作への祈りが捧げられてきました。 - 3月9日(火)午前10時祭頭祭詳細 ▼祭頭祭
【重要なお報せ】
新型コロナウイルス感染拡大を受け、令和3年の祭頭祭とこれにまつわる諸祭儀の執行については鹿島神宮と当番字、祭頭囃保存会などで協議を重ねております。協議により今後の見通しが立ちましたら改めてご報告いたします。
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
祭頭祭は、元々は66郷(現在は52郷)の氏子地域が南北に分れ、左方・右方それぞれから当番地区(大字)が1地区ずつ選出され、通常2つの地区が選ばれて祭典に奉仕いたします。前年の「春季祭」の神占により当番が決定し、観衆に宣言されるところから当番地区の一年が始まります。当番についた地区は一年間地元の鎮守様の社に鹿島神宮のご分霊をお迎えして祀り、祭事事務所の設立、大豊竹の選定、大総督(または新発意ともよばれる)の結納、祭頭囃の練習など、祭頭祭を巡る様々な準備を一年がかりで行います。
3月9日の祭頭祭当日になると、大総督を始め祭事委員の役員たちは大勢の参列者が見守る中、神職とともに昇殿し祭儀に参列いたします。鹿島神宮の大前に五穀の豊穣と国家・皇室の弥栄が祈られ、大総督を祭事委員長は当番地区を代表して玉串を捧げ鹿島の神に祈りを捧げます。地元では春を呼び込む鹿島立ちの神事と考えられています。
祭頭祭は時代によってそれぞれの付会がなされており、神仏習合の江戸時代には新発意(出立)から常楽(彼岸)に至る「常楽会」とされ、明治になってからは五穀豊穣を祈る「祈年祭」とされ、昭和初期には当時の富国強兵の流れを受けて「防人の祭」とされました。いずれも「新たな出立」を意味しており、この祭りが日出づる東に位置し「出立・始まり」を司る鹿島の大神への古代信仰「鹿島立ち」を淵源としていることが伺えます。
【注意】以下の通り、祭頭祭に関わる祭儀に大きな日程変更がありますのでご注意ください。
鹿島神宮では祭頭祭に関わる諸行事のうち、祭頭囃神事と春季祭の日程を変更する運びとなりました。
明治以降、祭儀を厳修してきた祭頭祭の伝統、無形民俗文化財「鹿島の祭頭祭」の保護継承、そして後継者の育成をそれぞれ尊重し、このような形式を選択することとなりました。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。10時 祭頭祭 社殿にて神事が厳粛に斎行されます。【10時からの祭頭祭には変更は有りません】 -以下の行事と神事は”3月9日が平日の場合”は直後の土曜におこないます- 昼過ぎ 出陣式 本陣より鹿島神宮へ向けて祭頭囃の行列が出発します。 15時半 一斉囃し 鹿島神宮の御神前で一斉囃しを行います。 18時 春季祭 五穀豊穣、天下泰平の祈りを込めて大豊竹と万灯が砕かれた後、来年の奉仕字が卜定され神職により声高らかに読み上げられます。 詳しくは本ウェブサイトの別項「祭頭祭にかかわる諸祭儀の日程変更について〔再々掲〕」に詳しいご案内がありますのでこちらも併せてご高覧下さい。
- 3月20日(土)午前10時春分祭詳細 ▼
昼と夜の時間が同じとなる「春分」に執り行われる祭儀です。
祭儀に先立ち皇霊殿遥拝式が執り行われ、本宮本殿で春分祭の祭儀が行われた後には、鹿島祖霊社においてお祀りされた祖先の御霊をお慰めする祖霊社春分祭が執り行われます。 - 4月1日(木)午前10時奥宮春祭詳細 ▼
- 4月2日(金)午前10時境内摂末社春祭詳細 ▼
- 4月3日(土)跡宮春祭詳細 ▼
- 4月4日(日)坂戸社・沼尾社春祭詳細 ▼
- 4月5日(月)境外末社春祭詳細 ▼
- 4月6日(火)境外末社春祭詳細 ▼
- 4月13日(火)息栖神社春の例祭詳細 ▼
- 4月29日(木)午前10時昭和祭・植樹祭詳細 ▼昭和祭・植樹祭
この日は昭和天皇がご降誕された日であり、平成19年より「みどりの日」から「昭和の日」に改正されました。昭和天皇の御聖徳を仰ぎ皇室の弥栄と国民の平安を祈るお祭りとして奉仕されています。また、緑を愛した昭和天皇の御遺徳を偲び、鹿島神宮では例年榊の苗を植樹しております。
- 5月5日(水)午前10時子供の日祭詳細 ▼
本邦の明日を担う子供たちの健やかなる成長を鹿島の大神様に祈願するお祭りです。
- 6月13日(日)午前10時奉納 古武道演武大会詳細 ▼奉納 古武道演武大会
鹿島神宮では6月の第2日曜日を「武道の日」と定めており、武道に関係する様々な行事を行っています。特に剣聖塚原卜伝顕彰の事業である古武道大会はその中心行事であり、例年10団体約70名が本殿前の特設演武台にて日頃から鍛えた技術と精神を披露しています。
平成26年の参加団体:鹿島新當流・日置流雪荷派・鹿島神流・鹿島神傳直心影流・無比無敵流杖術・一技道武術・夢想神伝流居合道・為我流派勝新流柔術・立身流・天真正伝香取神道流
- 6月30日(水)午後3時夏越大祓式詳細 ▼
- 8月7日(土)午後3時半参進夏越祓詳細 ▼
令和4年
- 1月1日(土)午前6時歳旦祭詳細 ▼歳旦祭
元旦に、宮中および全国の神社で、皇室ならびに国民の繁栄と農作物の豊作を皇祖・天神地祇に祈願するお祭りです。
- 1月3日(月)午前10時元始祭詳細 ▼元始祭
もとは宮中三殿で天皇自ら皇位の元始を祝い、皇祖以下祖霊や諸神をまつる祭儀でしたが、現在では全国の神社でも行うものと定められています。
- 1月7日(金)午後6時白馬祭詳細 ▼
その他
- 毎月1日午前10時月次祭詳細 ▼月次祭
月次祭・おついたち参りのご案内
鹿島神宮では毎月1日「月次祭」を斎行しております。氏子崇敬者の皆様にご参列いただけるよう平成13年より「おついたち参り」とし、いまでは多くの方のご参詣を頂いております。
月に一度『神詣で』を行う事により神恩感謝の真心を捧げ、1か月無事に過ごせた感謝と新しい月の自身の健康や家内安全、それぞれの益々の繁栄を祈念し大神様の御加護を頂けるようにご参拝頂いています。1月と9月(正月および例祭斎行のため)を除く月の午前10時より斎行されています。- 祭典名 月次祭(つきなみさい)
- 開始日 平成13年7月1日
- 祭典時間 毎月1日 午前10時より(1月と9月を除く
- 祭典場所 鹿島神宮本殿 受付 鹿島神宮礼賓館
- 初穂料 壱千円以上随意でお納め願います
- 申込方法 申込カードで社頭申込み 申込みカードは社頭にて配布中
-
祭儀式次第
定刻 神職ほか参列者列立
参進
修祓
高房社参拝
本殿昇殿
宮司祝詞奏上
奉幣
宮司以下神職は先に退下し摂末社月次祭・祖霊社月次祭を奉仕
参列者玉串拝礼(全員)
神酒拝戴
禮賓館にて休憩・講話実施
終了後、解散 - その他 参列者全員の名前を祝詞で奏上、また全員が玉串を奉りてご拝礼いただきます
遠方で参列できないという方の申し込みも受け付けておりますので、ご希望の方はその旨を鹿島神宮までお知らせください。
※メールや電話連絡等でも結構です。なお、月次祭の祝詞にて大神様にお名前を奏上いたしますので、「ご氏名」と「ご住所」にふり仮名を明記の上お申し込み願います。なお祭典の都合上、お名前のみの奏上となりますのでご了承願います。また、申込者には例祭等、祭事のご案内をさせて頂いております。
問合わせ先
〒314-0031 茨城県鹿嶋市宮中2306-1鹿島神宮社務所内
おついたち参り事務局
電話 0299-82-1209 Email info@kashimajingu.jp - 旧暦6月末日午後3時半参進夏越祓詳細 ▼