令和八年 鹿島神宮 式年大祭御船祭

  1. 御船祭の御案内
  2. 御船祭諸祭
  3. 式年大祭御船祭斎行にあたり
  4. 奉賛会員に対する待遇一覧
  5. 奉賛(ご寄付)お申込み方法

御船祭の御案内

十二年に一度、午年に執り行われる鹿島神宮 式年大祭 御船祭(みふねまつり)はその壮麗さとその規模共に本邦内海での御船祭としては最大の祭典です。

九月一日の例祭を皮切りに式年大祭御船祭が斎行されます。当日午前十時、御勅使をお迎えしの例祭が厳粛に斎行されます。そして午前四時半より提灯まちの神事があり、大きな青竹にたくさんの提灯をつけた大提灯が勇壮に宮中を練り歩き、鹿島神宮兆場にて奉焼され、その後午後八時より神幸祭が斎行、御分霊を奉載した御神輿行宮渡御します。

九月二日午前八時、行宮発輿祭の後、約二千名の供奉員による「鹿島立ち」の陸上大行列があり、一路大船津へ。御発船祭の後、御神輿を奉載した竜頭で飾り付けた御座船は八十余隻の供奉船を従えて鰐川から浪逆浦をへて香取市加藤洲斎杭まで進みます。その間の船団渡御は約二時間を要します。正午頃、御迎祭があり、対岸の潮来河岸では、奉迎者の前で奉祝行事が賑やかに執り行われます。御迎祭を終えると船団は一路帰途へつき、午後四時半に楼門前にて行宮着輿祭が執り行われます。

九月三日午前十時、行宮祭を斎行。そして、午後三時には御神輿を本宮に還御する還行祭が行われ、十二年に一度の大祭は終わりを告げます。

御船祭諸祭

令和8年8月31日
午前御座船清祓式
御神輿奉戴する御座船のお祓い
令和8年9月1日
午前10時勅使参向例祭
御本殿に於いて行う勅使参向の例祭
午後8時神幸祭
御神輿が町内を渡御行宮着輿
令和8年9月2日
午前8時行宮発輿
陸上行列を組み大船津へ向け発輿
午前9時半発船祭
御神輿を御座船へ奉戴し、大船津から発船
正午香取神宮御迎祭
加藤州の御斎坑にて香取神宮神職により斎行
午後1時半潮来河岸発船祭
潮来河岸から大船津へ向け発船
午後3時御着船祭
大船津で再び陸上行列を組み町内を渡御
午後4時半行宮着輿
一大渡御を終えた御神輿は再び行宮着輿
令和8年9月3日
午前10時行宮
行宮に奉安された御神輿前にて祭典を奉仕
午後3時還幸祭
町内渡卸の後、御本殿へ還御

式年大祭御船祭斎行にあたり

鹿島神宮の御祭神である武甕槌大神は、天照大御神の勅命を受け、天孫降臨に先立つ国譲りを成し遂げ国の礎を築かれました。又鹿島神宮は神武天皇御即位の年に勅使を遣わし勅祭されたことを創祀とし、平安時代の延喜の制に於いて神宮号を付されていた神社であり、現在も祭祀に際して勅使が遣わされる勅祭社として多くの崇敬を受けております。

当神宮の御船祭の起源は二千年以上前に遡りますが、大きくは平安時代より体系化され、世情に合わせその規模や形を変えることはあっても、現代まで脈々と受け継がれてきた祭祀であり、どれだけ時代が移り行こうとも祭祀を厳修し続けることの大切さは不変のものであります。十二年に一度の式年大祭御船祭を滞りなく斎行することで、氏子・崇敬者の皆様と共に、新しい時代を切り開いていきたく存じます。

この式年大祭の記念事業として、国と地域の宝でもある国指定重要文化財幣殿・拝殿、奥宮本殿、楼門並びに鹿嶋市指定文化財廻廊の保存修理を始め、老朽化した礼賓館の改修、更には神饌所、宝庫の改修を執り行い、加えて、貴重な文化財を火災等から守る防災設備整備事業を行うことも予定しております。

つきましては鹿島の大神様の御神徳の宣揚と鹿島神宮の尊厳護持を図り、大神様の御神威のもと広く浄財を募集し、式年大祭及び記念事業を滞りなく遂行するため、何卒格段の御協力と御奉賛を賜りたく茲にお願い申し上げます。

奉賛会員に対する待遇一覧

※記念品は会員の種別によって異なります。記念誌掲載については一万円以上となります。

※鹿島神宮カードの年会費・ポイント等での御奉賛については、御船祭が近づいたしかるべき時に御奉賛いただいた金額を確定し、鹿島神宮カード会員の皆様(鹿島神宮カード年会費・ポイント等の御奉賛全体の合計金額)という形で境内に芳名板の設置や社報特別号に掲載する予定でございます。

奉賛(ご寄付)お申込み方法

社頭申込の場合

鹿島神宮の授与所または祈祷受付にて、毎日午前八時半から午後四時半まで承っております。

御送金の場合

下記ボタンからお手続きください。 
クレジットカード、銀行振込等の方法による御奉賛を承っております。